1週間以上など長期滞在の場合
プリペイドカード方式で、繰り返し使える交通カードを買われることをお勧めします。スイカなどと同じです。 地下鉄の駅の窓口に行きます。交通カード (交通卡 jiao1 tong1 ka3)を買います。20元くらいデポジットを取られると思います。デポジットは中国語で押金(ya1 jin1) といいます。あとは、カード内に蓄えたい金額を伝えます。最初は50元くらいでいいかと思います。
デポジット分は、後日窓口で退卡 tui4 ka3 と言ってカードを返却すると返してもらえます。10%程度払い戻し手数料がかかるようです。残り金額が少なくなったら、窓口に行って 加 jia1 XX と言って追加金額を払えばチャージしてくれます。XXの部分が金額です。
交通カードは、地下鉄、バス、タクシーで共通して使えます。(確認はしていませんがwikipediaの情報では、蘇州市、杭州市でも上海の交通カードが使えるとのことです。) 使う際は、改札機にタッチして通ります。自動でお金が引かれ、ひじょうに便利です。 降車駅で改札を出るときもタッチでOKです。 タッチ時に改札機の上面に残り金額が表示されます。改札時のトラブルはこのページの一番下をご覧ください。
観光、出張など1週間以下の短期滞在の場合
上述した交通カードなしで、現金で1回限りの切符を買う場合は、券売機で買います。切符といっても、見た目は上記の交通カードとデザイン、色など以外は同じカードが出てきます。この1回限りのカードで改札を通る際は、交通カードと同じように乗車駅でカードで改札機にタッチすればOKです。ただし1回限りのカードがスイカ方式の交通カードと違う点は、降車駅で改札を出る時は改札機に差し込んで返却する必要があることです。差込口に差し込んで、後は回収されますから取る必要はありません。
改札のトラブル
稀に乗車駅で、カード内にお金があるはずなのに改札を通れない、前の人とカードのタッチが前後して入れなくなった、などの場合があります。あわてずに窓口に行って、卡有问题了(ka3 you3wen4 ti2 le)。といえば、窓口の人がカードをリセットするなど、何か対応してくれますので安心してください。
(Q&A No. 10001)