ここでいうのは、市内の短距離のバスの話です。
私の個人的な考えで恐縮ですが、中国語がある程度できない場合は、かなり必要性がない場合、一般的には乗るのを避けられたほうがよいかと思われます。いろいろ分からないで困ることが出てくるような気がします。
交通カードを買うか、現金(1元硬貨)を用意します。紙幣は使えません。初めて乗る場合は、車掌が乗っているかどうかをまず確かめます。車掌が乗っている場合は後ろの扉から、車掌が乗っていない場合は前の扉から乗ります。車掌は普通女性で後部の扉の後ろの席に座っています。 車掌のいる場合は、車掌にカードか現金でお金を払います。車掌がいない場合は、運転手席の脇に、料金投入口とカードをタッチする機械がありますので、そこで先にお金を払います。日本のバスはあと払いですが、上海のバスは先払いです。
知っておいたほうがいいのは、混雑時に乗客間で助け合ってカードを手渡しで順送りに車掌まで送る習慣があることです。自分のカードを車掌に送ってほしい場合は、「麻烦你,转一下mafan ni zhuan yixia」と言って、近くの人にカードを渡します。取られるんじゃないかというのは一般には不要な心配で、通常そういうことはありません。またなくなっても動じない程度のチャージしかしなければ安心です。もどってきたら、謝謝といえばよいです。逆に近くの人からカードを渡されたら、車掌にもっと近い人にカードを回してください。なお、ほかの人のカードと見分けがつかなくなるのを防ぐため、自分のカードは番号を覚えておくか、なるべく自分で見てわかるカードケース等に入れておいたほうがいいです。(バッグに入れたまま使ってる人もいるくらいで、ケースの1-2ミリ程度の厚みは透過して認識します。)
(Q&A No. 10005)