■2種類ある。
まず、注意すべきは、HSKには主催団体の違う2種類があることです。同じ試験ではなく、異なる試験です。新HSK、旧HSKとも言われているようですが、受験生集めについて競争しているような感じもあるので、公平に扱いたいと思います。理由についての説明は省きますが、共に準国家試験と考えてよいようです。
中国国家漢語国際推進事務室(略称:中国汉办)の主催するもの。
1-6級(6級が一番難しい)をそれぞれ取得できます。昔はなかった試験です。
北京語言大学漢語水平考試中心 (北京语言大学汉语水平考试中心)の主催するもの。
1-11級(11級が一番難しい) 昔からあった試験です。
どちらを受験するのがいいか、私はなんとも言えませんので、ネットでいろいろ検索して各自お調べください。
■北京語言大学漢語水平考試中心主催の試験について。
私は、北京語言大学漢語水平考試中心の主催するものしか受験したことがないので、そちらについてだけ書きます。(特にこちらをお勧めするものではありません) 以下はそちらのほうの中国国内で受験する場合の情報です。
http://www.hsk.org.cn/ のホームページの考试信息にある、国内考点が試験場です。 試験場の住所が書いてないので不親切です。 試験場の一つの上海対外服务有限公司 については、市内各地にありますが、黄陂南路駅に近い金陵西路28号金陵大厦の同社の事務所で試験をするわけではないので注意してください。試験場は、江宁路838号富容大厦3楼 の上海外服国际人才培训中心です。ここは、やや遠いですが、地下鉄南京西路駅から歩いて行けます。17~18分くらいと思います。(以上は、2011.6月の情報です。試験地の変更等は当然予想されますので必ずご自身で確認してください。) とにかく、他の試験場についても住所が書いてないのですから、よくよく事前に場所を確認したほうがよいと思います。 不親切と書きましたが、上海外服国际人才培训中心の試験官の方々はひじょうに親切でした。
(Q&A No. 10023)