初めて中国国内のスーパーに入ると、初めて見るものばかりで目を奪われますが。 私が最初困ったのは、醤油らしきものがものすごくたくさんあってどれがなんだかわからないことでした。
まず、中国の醤油は、日本の「醤油」とは別の食品と思われたほうがよいです。味が相当に違います。
老抽(lao3 chou1) - 主に色づけに使うようです。友人の話では、中国人は生白く見える肉が好きでないので、色を濃くするために使うという話。味はあまり濃くない。
生抽(sheng1 chou1) – 塩分が多く、味付け目的で味が濃い。色は老抽に比べ淡い。
他の調味料として、味精(wei4 jing1)と、鸡精(ji1 jing1)を知っていれば十分と思います。共に顆粒状です。味精は、味の素のような化学調味料のことで、鸡精は、鶏ガラスープの素です。鸡精は、炒めものなどにも使え、太太乐というメーカーのものが有名です。
ちょっとこの項目は内容に乏しい感じで申し訳ないのですが、要するに、調味料は塩、砂糖、酢など日本にもあるもの以外に、老抽、生抽、味精、鸡精、とあと料理酒の料酒くらい揃えておけば基本的には十分だと思います。
(Q&A No. 10044)