・上海の本屋で日本人作家本がフェアでもないのに山積みである件
公開日:
:
・ 中国人の見た日本 上海, 日本人作家, 書店
夏にたぶん上海最大の本屋に行って見たもの。
(一部見にくいところを拡大表示してあります)
これ、一番奥右上にちっさく映ってる別コーナーの本を除いて、全部東野圭吾。
![上海本屋の東野圭吾の本](http://honcho.vivian.jp/villa/wp-content/uploads/2014/09/406cff6b0ed82af84215577aa371ad7c.jpg)
上海本屋の東野圭吾の本
そして、これは全部渡辺淳一。
「光と影」は若かりし頃の芥川賞受賞作。「泡沫」は「うたかた」。
![上海の本屋の渡辺淳一の本](http://honcho.vivian.jp/villa/wp-content/uploads/2014/09/9bb62b4d5c4bb6c1e067453e8a20f3ff.jpg)
上海の本屋の渡辺淳一の本
おっと、同じ本屋のここにも渡辺淳一の本が。そして全部。右上の「感力」とだけ見えるのは「鈍感力」か。その下の「乐园」と見えるのが「失楽園」
![上海の本屋の渡辺淳一の本2](http://honcho.vivian.jp/villa/wp-content/uploads/2014/09/e93c688be8697706586983cc0aa68b32.jpg)
上海の本屋の渡辺淳一の本2
なんだ、日本人も最近は古典にも興味を示し始めたか。。。じゃなかった。中国人。平積み6冊分下まで全部川端康成。
![上海の本屋の川端康成の本](http://honcho.vivian.jp/villa/wp-content/uploads/2014/09/11cf22a93fb1ccb9be52bd2845ac63a5.jpg)
上海の本屋の川端康成の本
ご紹介した日本人作家はごく一部で、他にもたくさん読まれております。村上春樹さんなんかももちろん、渡辺淳一並にあります。画像にインパクトない感じだったので写真とらなかったか。
日本国内で中国の人たちは「反日」だ。。なんて心配されている方は少なくないかと思いますが、心配なのは「反日」という仮想現実の中に戯れて、真逆の具体的事実をさっぱり国内に入れようとしないストーリーマスコミ、ではないかとやや心配してみるのも、この秋の一日、よいのではないかと思います。
↓↓ ブログ村: 記事・サイト支持リンク(押していただくと、ランキングに登録されます。
私のツイッターアカウントは@baogonc です。
このブログでは、これからも私の見た中国をごく普通に伝えていきます。
関連記事
-
-
・ 「徳川家康」が上海の大書店で山積みで売られていたこと。
上海で最大の書店といえば上海書城、その支店で、以前、山岡荘八の「徳川家康」の中国語翻訳版が山積みに
-
-
・ 中国の人から意味わからないの声、日本の映画風CM – SNSで話題
開心網というのは、中国版のFacebookみたいなSNSのことです。利用者の多くは20~30代の都
-
-
・日本人は中国人からどう見られているか。中国版ツイッター投稿翻訳part 2
http://goo.gl/PTqQym (←ここにpart1があります。この投稿と合わせてご覧くだ
-
-
・中国版ツイッタに寄せられた40万件の「中国人の日本観」投稿一部ご紹介
中国人の日本観 数か月前に、中国のツイッターに当たる新浪微博で、香港のテレビ局鳳凰衛視が主催し
-
-
・ 再生回数300万回以上 中国でカバーされた日本の名曲集 (再掲)
これひじょうにいいエントリだと思ってて、できるだけたくさんの方に見て頂きたいので、また掲載しておきま
-
-
・ 日本はキレイの声。上海はごみ箱すぐ見つかる。東京にないごみ箱。
日本に帰省した時に困惑することの一つに、道端にごみ箱がおいてない、ということです。なというか、どこま