・ 中国人にとっての元旦の意味 ~ あまりたいした思い入れがない
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最終更新日:2013/01/30
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中国の人にとって、元旦つまり一月一日はあまり大きな意味がないようです。圧倒的に旧暦の年初に当たる春節(年によって一月下旬か二月始め)が重要なようです。
ただ、一年の開始という感じはあるようで、QQなどのメッセンジャーソフトの署名欄には、多くの人がHappy new year, とか新しい年の開始、など書いています。
とはいうものの、気分的には会社が休みで休める、程度の感覚がたぶん一般的で、休日も一日か二日だけのようです。日本の正月に当たるのは、春節になります。こちらは七日程度の大型連休と思います。
おもしろいのは、こちらでは元旦の年の変わり目に爆竹が鳴り響き、春節もとてもにきやかな感じです。日本はお正月というと、とにかく静かな感じがあって、このへんは国民性の違いというか、おもしろいところです。
自分としては、紅白が終わって年のさかいめになると「行く年来る年」で除夜の鐘が鳴り響いて静謐な感じになるので、「日本は正月はにぎやかでしよう」といわれると、「いや日本の正月はとても静かですよ」と説明しています。
でも場所によって獅子舞もあるし、神社の参拝は結構にぎやかなので、日本人でも人により受け止め方は違うかもしれません。
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