・ SF映画のようだった、上海で見た日食 真っ暗の空を眺めた
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最終更新日:2013/02/10
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上海に住んでまだ間もなかった頃、日食に会いました。
前日の新聞では、予報は曇りか雨。どうせ見えないんだろうと、だれもがそう思っていたと思います。実際に日食自体は見えなかったのですが。。。
朝10時すぎくらいだったか、パソコンから目を上げると、なんとなく蛍光灯の光が目について、なんか夕方みたい。ムムッと思うと、窓辺に同僚たちが集まっていました。
外を見ると、暗い、夕方みたい。そうか、日食か。ということで、日食は雲で太陽自体の部分は見えないとしても、街が暗くなるのでした。そういう間にも見る間に暗くなって、ほんと真っ暗みたいでした。とても不思議な光景でした。
私のいたオフィスは、張江という市の中心から東にはずれた郊外のハイテクパークのようなところにあり、周りは低層階のたてものばかりで、うちのビルだけひじょうに高くて12階とかだったので、下の景色がよく見えました。
同僚の女の子が「見て、町が死んだようになっているよ」と言っていました。
私は、それを見たくなって、一回にエレベータで降りました。するとすでにかすかに明るくなりはじめていて、ビルの門の前にはたくさんの人が空のほうを向いて立っていました。午前中10時に、暗い空が徐々に明るくなっているのをみんなと一緒に見ていると、なにかSF映画の中に入ってしまったかのような怪しい気持ちになりました。
上海ヘルプファイル
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