・ 情人節 バレンタイン 上海の男の子が女子にあげる豪華花束
公開日:
:
未分類
上海では、たぶん他の大都市も同様かと思いますが、カップルのアツアツぶりが目立っています。これは、それ自体おもしろい話なので、回を改めて書きたいのですが。
ところで、今日は情人節(qingren jie)、日本でいうバレンタイン。アツアツぶりも絶好調となる1日です。
いま改めて「情人節」という字を見て、日本語での印象はなんか愛人の日、みたいな感じだなと思ったんですが、そういう意味はありません。「情人」は中国語で恋人の意味で、恋人たちの日、という感じになります。
日本では、女子が男子に(まあ義理のオジサン向けも含めて)チョコレートを上げる人なっていますが、こちらの場合、男の子が、つきあっている女の子に尽くす日というような位置づけになっています。
そして、この日はバラの花の価格が跳ね上がります。何%とかでなくて、たぶん数倍とかそんなレベルでないかと思います。男の子がバラの花束を買って女の子にあげるんです。
で、こちらは愛情表現も周りを意識してかなり派手なので、地下鉄では、花束をもった男の子が、会社では、あっちの課でもこっちの課でも、机の上に女の子がボーイフレンドからもらった大きな花束が置かれている光景を目にするようになります。
周囲の女の子の、「うらやましーい」みたいな目線が。
それと、これをいやがおうにも華やかにするのは、バラの花が日本に比べてはるかに安いということで、日本円で三、四千円相当も払えば、すごいボリュームの見た目のよい超豪華な花束が買えます。
もちろん、そんなに出せるのはごく一部なので、1~2輪の花を持って街を歩いている人もよく見かけます。
あと、私が好きなのは青いバラで、これは化学処理してあるものですが、好みもあって嫌いな人もいますが、とてもきれいに見えます。花の間に、くまさんが入っているものが多いのも中国風で、日本人の印象とは違って、ほのぼのムードを好む中国人の性格を表しています。
いつもは日本に比べてパッとしないところもある上海ですが、華やかな時にはとことん華やかになれる上海でもありました。
このブログでは、これからも私の見た中国をごく普通に伝えていきます。
関連記事
-
・ 中国人はO型っぽい?高い目的志向、人間関係重視、大雑把、開放的 (再掲)
おもしろい(と自分で思う。。)記事なので、再掲しておきます。 こちらからご覧ください。http
-
・ 爆竹が終わった後の、静かな日本風な、夕方の中国 (雑記)
きのうは、夜爆竹が鳴り響き、うるさいと思っていたのが、いつの間にか終わって夜2時頃になるとめっきり
-
・ 中国人と日本人は別のいきもの。お互いのいいところ観察、取り入れたい
ちょっと警句めいて考えてみました。四年住んで、以下のような認識がでてきました。 中国人と日
-
・上海観光なら「ここは絶対行くでしょ!」 厳選4カ所 No2 ♥
前回の外灘に引き続き、2ヵ所をご紹介します。 ■豫園(よえん 中国発音 Yu yuan)
-
・ 85度C くつろげるベーカリー&紅茶コーヒーショップ
上海で、くつろげるコーヒーショップといえば、85度Cです。 台湾系で、日本人が好む明るいすっき
-
・ 慰安婦問題について何か言う前に自分でよく調べるべき 右も左も
朝日新聞が昔報道した吉田証言について誤りだったとしたことで、にわかに慰安婦問題に再び世間の注目が集ま
-
・ Asiaで爆発ヒット、日本だけ流行らなかった超名曲Nobody (by Wonder Girls)
2008年ころだったと思いますが、Wonder Girls の Nobodyが大ヒットしました。とい
-
・ 中国人の日本理解は比較的正確 ~ 日→中に比べて
一般的に日本人は中国人のことをあまり知らないと思います。日本ではよく、日本人が思っている中国人のイ
-
・ (再掲)再生回数300万回以上 中国でカバーされた日本の名曲集
中国版のYouTubeみたいなサイト優酷 (Youku)で日本の原曲をカバーした中国語の名曲ばかり集
-
・ 中国 どこまで行っても13円。私の街のバス。
私の住んでいる街は、中国の人口数百万の結構な大都市ですが、バスはエアコンありが26円(2012年12