・安倍首相が軒並み会食　新聞・テレビ・通信社幹部と。メディア懐柔全力の怖さ

公開日： 2014/05/10 : ・雑記

ネットで調べていると、怖い事がわかってきました。

安倍政権になってから、なぜ新聞やテレビで、これが以前と同じ報道機関か、と思うほどにまさにパッタリと政権批判を聞かなくなってしまったのか、と長い間不思議に思っていました。が、理由がなんとなくわかってきたような気がしました。

『憲法改正や特定秘密保護法の特集を企画していた女性ファッション誌の編集部に、内閣広報室の職員が「うちも取材してくれませんか」と電話で依頼していたことが２０日、分かった。当事者が取材に明らかにした。編集部は「発売前なのになぜ知っているのか不気味だった」としている。識者は「言論の自由に対する威圧につながりかねない。言語道断だ」と批判している。』共同通信2014/03/21

このような状況になっています。その他、安倍政権は、報道機関に、やたらとそんなことはいっていない、とか細かい文句の連絡をしつこく入れるとかの方法でとにかく報道機関にいろいろと圧力をかけているようです。

そして、すざまじいと感じるのが、報道各社との会食。

ある方はツイッターで下のように書かれています。

英国BBCの社員は政治家の記者会見に出されるコーヒーさえ飲まない。ましてや会食すれば役員でさえ退職させられる。欧州で「日本のメディアの意識は、世界で最低レベル・・」と評論されている。@yocantodeloshue: 安倍総理が西日本のブロック紙、地方紙の経営者と会食

— 【脱原発と反戦の闘いはネットで進化する】 (@higa0818) 2014, 4月 17

これに対して我が国と言えば、以下のような状況になっています。(2013年分のみ)
(転載元は、画像をクリックしてもご覧いただけます)

なおフジテレビの日枝会長については、正しくは8/16ゴルフ、8/18会食、8/20再度ゴルフ(すべて2013年)のようです。この日枝会長分については朝日新聞の首相動静に記載が確認できてますので、確実です。

この方の作られたリスト以外にまだまだ記載されていないものがあるようです。

2013年6月20日には、河北新報社の一力雅彦社長、福井新聞社の吉田真士社長、信濃毎日新聞社の小坂壮太郎社長、静岡新聞社の大石剛社長、京都新聞社の白石方一会長兼社長と会食しているもようです。http://d.hatena.ne.jp/pm-watcher/20130620

2013年7月1日　読売新聞東京本社の飯塚恵子論説委員と会食 (朝日デジタル2013年7月1日)

2013年8月2日　月刊誌「ＷｉＬＬ」の花田紀凱編集長、評論家の日下公人氏と会食(朝日デジタル2013年8月2日)

そして、たいへん残念なことですが、2013年5月14日に中日新聞の小出社長と長谷川論説副主幹とも会食しているようです。東京新聞は中日新聞社により発行されているようで、日本で現在最もリベラルと思われる東京新聞のトップでさえ安倍首相と会食しているということになるようです。ちなみにこの時は「会食の話は首相側から来た。費用は中日新聞社が負担した」ということのようです。

とにかく、安倍首相は、日本の主要報道各社をほぼ完全に力で籠絡した状況が読み取れます。実際怖いことになっています。

私のツイッターアカウントは@baogonc です。

↓↓ ブログ村: 記事・サイト支持リンク(押していただくと、ランキングに登録されます。

にほんブログ村